指定保育士養成施設とだけ言われてもイメージがわきにくいでしょうか。このページでは、指定保育士養成施設とは何か、どのようなことを学ぶのかなどを解説します。
指定保育士養成施設とは、厚生労働大臣が指定する、保育士を養成する学校その他の施設を指します。おもに専門学校や大学の保育科や幼児教育コースなどですね。
課程の名称は施設によって異なるので、こちらの方法での資格取得を目指す方は、入る前に保育士資格が取得できるかきちんと確認しておきましょう。場合によっては幼稚園教諭資格なども並行して取ることができることもあります。
学ぶ内容についても紹介します。保育の内容、あり方、意義についてや、子どもの成長を見通して指導計画を立てる方法、子どもが健やかな生活をおくるための援助のしかた、このようなことをそれぞれ講義などで学びます。
また、保育に活用する歌や手遊び、絵や工作といった、音楽・造形を実習形式で学ぶ授業もあります。それまでに学んだことを実践で身につけるため、保育所・施設での実習もおこないます。実習は複数回おこなう場合もあります。
このようにして必要な課程と科目を履修したうえで卒業すれば、晴れて保育士資格取得となります。