保育所は子どもの福祉のためにあり、心身ともに健やかに育てる責任があります。では、保育の専門家である保育士は、保育所でどのような仕事をするのでしょうか。
朝行うのは開園の準備です。子どもたちが安全に過ごせるよう、部屋の掃除などをして清潔を保ちます。とくに乳幼児の健康のためにもきれいな環境は大切です。
そして、ほかの職員とスケジュール等の確認を交わし、子どもたちを迎え入れます。子どもたちとあいさつをし、出席確認などをおこないます。
その後は予定に沿って散歩や自由時間などになります。子どもたちとのかかわり方は、何歳児を対象にするかによって違います。その子の成長過程に沿った対応が求められるためです。
お昼ご飯前には、手洗いやうがいを自分でできる子にはするように促します。食事は保育士も一緒にとり、様子を見ます。
昼食後のお昼寝の時間中に、休憩、会議、連絡帳の記入などを済ませます。お昼寝の後は子どもたちを園内で遊ばせながら、保護者のお迎えを待ちます。
お迎えの際に保護者に子どもの様子や連絡事項を伝えるのも大切な仕事です。子どもたちが帰った後は、園内の掃除や片付け等をします。場合によっては、行事の準備などを残っておこなうこともあります。