保育士試験は、筆記試験と実技試験の両方があります。筆記試験に合格することで、実技試験を受けられます。なお、幼稚園教諭免許状を持っている方は、試験が一部免除される場合があります。
受験したいという方は、まず受験申請の手引きを入手してください。指定試験機関に請求できます。2018年現在、年に2回実施されています。受験資格についても指定試験機関が公表しているので、条件を満たしているか確認してください。
年齢の上限はありません。一例として、学校教育法に基づいた大学を卒業した方は、その学部・学科が保育士に関係なくとも、受験資格があります。
筆記試験で問われる科目は、保育原理、教育原理及び社会的養護、児童家庭福祉、社会福祉、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論、の8科目です。
実技試験に進むには、すべての科目で合格する必要があります。一部の科目しか合格できなくとも、合格した年を含めて3年間は再び試験を受けたときに免除が有効です。
実技試験では、保育実習実技についての試験がおこなわれます。過去の試験では、音楽の弾き歌い、絵での表現技術、おはなしの語り聞かせなどが試されました。
試験に合格すれば、晴れて保育士資格取得となります。